環境にやさしい農業
オーガニック栽培は、昔ながらの手間のかかる農業、と思っている方も多いようですが、現在、初心者でもオーガニックで栽培できる方法が確立されてきました。
JAでオーガニック栽培部門をつくっているところもあります。
オーガニック農家さんは、みなさん独自に創意工夫した栽培に取り組まれています。規模を大きくし利益を上げている方もおいでますし、不耕起栽培で自然を愛でながら、人を癒せる食物を栽培するため、真摯に取り組まれている方もおいでます。
私も見よう見まねでオーガニック栽培にトライしてみましたが、なかなか難しく失敗も多かったです。
その原因の一つに種子の問題がありました。
オーガニックでは、化学肥料や農薬を使用した作物から得た種子だと育たないのです。地域にある在来種、固定種といわれる品種を、オーガニックで育てた種子・種苗が栽培に適しているようです。
最近では、自然栽培といって、その土地に生えている雑草を活かし、無農薬で育てる栽培法が注目されています。
考えてみれば、その土地土地に住み着いている土壌菌は固有に息づいている生きものたち。そこから生えてきた雑草を土に還し、そこからできてきた作物の種子を、またその土地に還す。自然がどんどんたくましくなっていき、それを食べた人も元氣になるそうです。
自然栽培を実践し、実績を上げている方々が高知県にもおいでます。この環がどんどん広がっていくことを願っています。
参考 :
自然栽培については、最近 YouTubeチャンネル「自然栽培実施20年のノウハウ教えます」等 からも学ばせていただいています。